次女のクリスマス
次女はそういう巡り合わせの星の下に生まれついたのか、よく変な人と遭遇します。
クリスマスの日、娘は運転免許の試験にでかけました。
よりによってクリスマスにデートの約束もなく試験とはちょっと淋しいですが、
それはまあいいとして、その試験はいわゆる外免切り替えというものです。
外国で取得した運転免許を日本の運転免許に切り替えるにあたって受ける試験のことです。
筆記と実技があって筆記はかなり易しい常識問題なのですが、
実技は結構難しくてなかなか一発合格は難しいそうです。
アメリカで運転免許を取得した娘は、いきなり左ハンドルから右ハンドルに変わり、
ついついウィンカーは左ハンドルの時の位置に手が伸びてしまい、またS字だクランクだ、
だだっ広いアメリカでは使うことのなかったテクニックをいきなり要求され、一回目は失敗。
教習所で外免切替の教習を受け、この日2度目の挑戦でした。
外免切替の実技試験は試験管と受験生、そしてもう一人受験生が後部座席に座ります。
そして最初に運転をした受験生は次に後部座席に移るという具合です。
娘はまず後部座席に座る側で、運転席にはインド人のおじさんが座りました。
外免切り替えという性質上受験生は外国人の方が多い訳です。
インド人のおじさんは自国で運転はしていたのでしょうね、慣れた感じで運転を始めたそうです。
しかしながら試験の採点というものは、いかに忠実に交通ルールを守るかということなんですよね。
曲がるときにウィンカーを出すタイミングが遅かったなあと娘が思ったら、
案の定その時点で不合格になってしまったそうです。
そしたら、そのおじさんいきなりキレて、試験場の細い道を猛スピードで突っ走ったそうなんです。
後ろに乗っていた娘は絶対ぶつかると思って覚悟したそうですから。
で、いきなり道路の真中で止まって、試験管に日本語で自分の運転のどこが悪かったのか、
今すぐここで説明しろと詰め寄ったんですって。
試験管はここでは説明できない、初めの場所に戻ってから説明するからというと・・・
また超スピードでその場所まで突っ走ったそうな。
娘いわく、ちょ~怖かった。(笑)
さて、次は娘の運転の番ですが・・・
このおじさん「自分は何度も後部座席に座った、もう嫌だ」とのたもうて帰ってしまったそうです。
きっと何度も同じことを繰り返して不合格で、イライラの極地だったのでしょう。
失敗は成功のもと、失敗を次に生かすということを知らないおじさんなのですねえ~。
で、ですね~、娘の時は受付のおばちゃんを呼んできて後ろに座ってもらったんだそうです。
試験管: 「さあ、さっきのことは見なかったことにして、気を取り直していきましょう~~!」
だって。(爆)
なんだかインド人のおじさんやこの試験管、変な人達に縁のある娘。
しかしながら、ブロガーである母としてはとってもおいしい存在。(笑)
この話、ウンウンと聞きながら、心の中はウハウハ状態。
早速このように記事にしてニンマリしているのであります。
ああ~あなたは生まれ落ちた時から変な人と縁があったのよ~~~!
かわいそうに・・・・・・・・・
凜ちゃん関係記事は次回に♪